東京都支部設立にあたって

1999年10月1日




東京都支部
名誉支部長
中野完二
 特定非営利活動法人・日本健康太極拳協会(楊名時八段錦・太極拳友好会)の東京都支部を設立する運びとなりました。

 楊名時先生が、1960年より日本で太極拳の指導・普及をされてから40年になります。「医療体術である八段錦・太極拳を通じ、健康の増進と長寿をはかり、あわせて八段錦・太極拳の普及、向上と会員相互の親睦を目的」として、楊名時八段錦・太極拳友好会が発足したのが、1975年1月でした。

 今や南から北まで日本全国に、楊名時太極拳と八段錦を愛好する人々が増え、ご苦労されながら切り拓いて来られた楊名時先生の太極の道が、大道となり、しっかりとした固い道となってきております。

 1991年6月に発行の『楊名時太極拳三十年史』にも、「楊名時先生がいらっしゃらなければ、先生のご努力がなければ、こんなに日本に太極拳が定着し、普及することはなかったのではないか」と書きましたが、今、『楊名時太極拳四十年史』を編集していて、一層その感を強くいたします。

 楊名時先生の心と技が、後の世にまで永遠に伝わっていくためにも、法人化の必要が叫ばれておりましただけに、今年6月の日本健康太極拳協会の誕生は、組織的にも強化するよい機会と考えられます。

 都道府県単位の支部づくりにも力を入れたい、まだ普及していない地方にも指導が及ぶようにしたい、などの望みはふくらみますし、全国から寄せられた基金を基にして、早く本部道場の目途をつけたいとの願いを強くいたしております。

 そんな法人本部の願いと重なるようにして、楊名時先生のお膝元である東京都で東京都支部が設立されますことは、たいへん意義深いことと言ってよいと思います。

 設立準備委員会を重ね、支部規約等の検討をしていただきましたが、 
第3条 支部の目的は次のとおりとする。
楊名時八段錦・太極拳の普及・向上を期して同心協力すること。
八段錦・太極拳を通じ、健康の増進と自己の鍛錬に努めるとともに、会員・教室相互の緊密な結び付きと親睦を図ること。
と、その目的を明らかにしております。

 その目的を達成のため、「理論と実践の講習会」ほかの事業を進めていきたいと思います。

 また、東京都に所在する教室の連合体の形をとりながら、教室相互、支部会員相互のコミュニケーションをよくしていきたいと考えています。皆様の同心協力が必要となります。

 東京を当面三つの地域に分けて進もうとしておりますが、地域を束ねる副支部長の方々、それを支える幹事の方々には特別のご尽力をいただかなければなりません。

 微力ながら、皆様のご支援、ご協力をいただき、大役をつとめさせていただきます。先輩支部の方々にも教えていただくことが少なくないと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

更新日: 2004 年 3 月 17 日